>>12それは全量摂取した場合やで。一般的に人間が一度に摂取してカラダに吸収出来る水分は「200ml」や。ただし、体温と同程度の「常温の水」や。冷たい水やと確か30%位まで吸収率下がる。
熱中症対策で「こまめ」に「常温」でってのはちゃんと根拠ある。点滴は「脱水症状」があり、かつ自力での水分摂取困難な場合につかうんや。
高齢者とか施設におる患者の場合水分の出納量(オシッコや便、呼吸で失われる水分と、食事や飲み物で採った水分のバランス)って看護記録につけてんや。オムツのパッドも秤に乗せてちゃんと計って記録するし、
導尿してるならパックのオシッコも計測しとる。そんな状態で、自力で水分摂取できん老人って君らが思っとるより全然多い
高齢なると口渇(喉の渇き)感じんし、決められた水分飲ませようとしても「もうよか」っつって全然飲まん。無理やり飲ませようとしても口からダラーって垂らしよる。おまけに夜間せん妄で日中眠気あると水分はおろか食事も摂らん。
マジでキレそうになんで。そこで点滴や。点滴は比較的カラダへの侵襲が少ないからな。やけど口から飲食せんと口ん中に雑菌溜まるし嚥下力落ちる。高齢者のシ因ナンバーワンは肺炎やが正確には誤嚥性肺炎や。
まぁこんな感じで水分は大事なんや。口から水分取れんなら点滴は「命の綱」やが、自力での採れるなら自分で飲んだがええ。ただし常温でな。出来れば体温と同じくらいがベスト。ちなみにポカリじゃなくてもええで。
医療界では患者の好きなもんでええとされとる。まぁこれも高齢者が好き嫌いするからやけどね