2023/07/31(月) 19:07:56 4SQse9ZY [iPhone]
双対原理というものがあるがこれは数学の中で数少ない原理の一つ。原理とは公理系から直接証明せざるを得ないもので、即ち人類にとってただ認めるしかないもの、人類の知の限界と言える。
そしてこの世界はこの双対原理に反している。即ち人類にはこの世界を解明することは出来ないしこの世界を創る事もできない。
旧約聖書創世記では神はこの世界を創った存在と定義され、人類の祖先は神の英知と等しき知恵の実を食べたと言われている。
人類は永遠の命を得られる生命の実を食べれば神に等しき存在になると言われ、それを恐れた神により至上の楽園から追放されこの不完全で不幸が伴う世界に落とされた。
旧約聖書を元にする宗教は人類は生まれながらにして知恵の実を食べた原罪を負い、それの贖罪として信仰を求めている。
しかし人類は例え生命の実を得られて永遠の時間を得たとしても、人類の知の限界の先にあるこの世界を創ることはできない。
もし旧約聖書の世界観が正しかったのであれば、人類が食べた実は知恵の実ではなく別の実ということになり、即ち神はしもべたる無垢な人類を端から信用してなかったってことになる。
宗教信仰者に問いたい。そんな神に贖罪する必要があるのか?