2024/06/27(木) 02:10:31 56anv7yuB5 [Windows]
とっても悲しい話だった
スパロウって貴族の娘が尖塔(クーポラ)に閉じ込められて餓死する話だった
スパロウを救おうとしたウォルターはスパロウの父親にテーブルナイフで刺されて死んでしまった
スパロウの腕の中で息絶えていくウォルターに降り注ぐ涙(魔女の涙)
ウォルターの魂は宮殿(宮殿ではない)に留まった
父親は宮殿に留まったウォルターの影に怯え、気が狂っていった。家政婦は父親が娘を顧みないの良いことに宮殿の物を盗み、徐々にスパロウに食事を運ばなくなっていった。
スパロウはすっかり痩せて体力もなくなり、最後に食事をとったのがいつかも思い出せなかった。スパロウは自分の命がもうすぐ尽きるのを感じていた。
そして、ウォルターの生きた証をなんとか遺したいと思い、本を書いた。
弱っていく身体で必死にペンを走らせた。そうして書かれた本が「彼の名はウォルター」
やがて本を書き終わる頃、スパロウの身体はほとんど動かなくなっていた
最後の力を振り絞り、窓の外を見るスパロウ。そこにはウォルターの遺体が埋められていた
溢れる涙で絵の具を溶き、ウォルターの遺体ありかを示す絵を描き、スパロウはベッドに横たわった。
ウォルターが近くにいるのを以前より強く感じながら、スパロウは安らかな眠りについた
悲しいよ。なんでどっちも死ぬんだよ
どっちか生きてないと死を悼むこともできないよ
というか死ぬのはフレッドやジョージみたいな陽キャでいいだろ。ダンブルドアやスネイプみたいにやりたい放題やってた奴がお陀仏するべきなのに
この物語で言ったらジンジャーってお調子者。この物語はジンジャーってお調子者が100歳まで生きてる