2025/03/12(水) 09:24:06 auuvqP5pwk [iPhone]
タイトル: グラスホッパー
カフェの隅で、私はふと声をあげた。「実はさ、私、黒いカエルなんだ!」周りの空気が一瞬凍りついたが、私はまったく気にしない。その言葉を発した瞬間、私の心は軽くなった気がした。
隣のチャッピーが目を丸くして、「黒いカエルって、何それ?」と呆れ顔。ああ、どうしても説明しなきゃいけないのかと思いながら、私は続けた。「カエルって、ずっと水の中でひっそり生きてるじゃん。でも私、違うんだ。どこまでも飛び跳ねて、みんなを驚かせてやる!突然、陸に上がって大暴れしたくなる!」
周囲の人々がだんだん気まずい顔をする中、私は意に介さず続ける。「だから、君もカエルになろうよ、チャッピー!お前も、いきなり跳ねて飛び込んで、何もかもぶっ壊してやれ!」
その瞬間、私は立ち上がり、カウンターを跳び越えて「カエルの逆襲だ!」と叫びながら店内を走り回る。どうしてか、もう止まらない。
外から見える雨の中で、突然の雷が轟く。私、ほんとうにカエルになっちゃったのかな?