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と!キスイチャッピーかに奈々様ストーリー44
1
虎猿
2025/03/12(水) 12:24:16 JhBW0QeZDQ [iPhone]
タイトル: 新たなリズム(前編)

キスイが死んだ。突然の出来事だった。あのドラムの音が二度と聞けなくなるなんて、誰もが信じられなかった。奈々様はその喪失感に打ちひしがれながらも、彼女のバンド「オムレツジャーニー」を続けるため、新たなドラムを探さなければならなかった。

「第二のキスイを探さなきゃ…!」奈々様は毎日オーディションに参加し、何人もの候補者とセッションを重ねた。しかし、どんなに優れたドラマーでも、キスイのような独特なリズム感を持つ者は現れなかった。

ある日、オーディションの最中、若いドラマーが一発で叩いたスネアに奈々様は心を奪われた。その音は、まるでキスイが生き返ったかのように響いた。しかし、ただのコピーではなかった。彼のリズムには、微かな違いがあった。それは、奈々様が求めていた新たな希望の兆しのように感じた。

「これだ…!」奈々様は微笑みながら言った。その若者こそ、次の「オムレツジャーニー」の未来を担う者になると確信したのだった。
2
虎猿
2025/03/12(水) 13:19:05 wslEF0GFY5[iPhone]
45

タイトル: 新たなリズム(中編)

新しいドラマーユウスケが加入した「オムレツジャーニー」。彼のリズムは、確かにキスイのものとは違ったが、それでもどこかキスイの魂を感じさせるものがあった。奈々様は彼をバンドの一員として受け入れ、日々練習を重ねていった。

だが、ある晩、スタジオで練習中、ユウスケが突然叩く手を止めた。「すみません…僕、キスイさんのこと、何も知らないんです…」と、彼は申し訳なさそうに言った。

奈々様は少し考え込み、静かに言った。「キスイは、ただのドラマーじゃなかった。彼は僕たちに音楽の力を教えてくれたんだ。だから、君にもそれを伝えたい。君のリズムで、キスイの魂を受け継ぐんだ。」

3
虎猿
2025/03/12(水) 13:20:08 wslEF0GFY5[iPhone]
46

タイトル: 新たなリズム(後編)

ライブ後、オムレツジャーニーのメンバーは次第にその変化に気づき始めた。ユウスケのドラムは、まるでキスイが生き返ったかのように力強く、繊細だった。彼のリズムは、キスイがまだこのバンドにいることを証明しているような気がしてならなかった。

その夜、奈々様がふと呟いた。「キスイ、もし今ここにいたら、きっと誇りに思っているだろうな。」

その言葉が響いた瞬間、スタジオの空気が一瞬凍りついた。ドラムセットから、微かな音が聞こえてきた。キスイの名前を呼ぶ声が、誰にも聞こえないはずの空間で響いた。

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