2025/03/14(金) 19:47:58 UmK7dUtKdT [iPhone]
キスイは携帯ショップに足を運び、新しい機種を契約することに決めた。店員が「生年月日を教えてください」と言うと、キスイはしばらく黙り込み、そしてポケットからメモ帳を取り出して、ペンでゆっくりと書き始めた。
「13月46日」
店員は一瞬、筆跡を見つめた後、顔を曇らせた。「すみません、13月は存在しませんし、46日は…」と説明を始めるが、キスイは真剣な顔で言った。「時間はただの数に過ぎない。12ヶ月という枠組みの中で生きていると感じているだけで、実際には時間も日付も無限なんだ。」
店員は何を言うべきか迷っているようだった。キスイは続けた。「例えば、あなたが今感じている『現在』も、瞬間ごとに過去になり未来に変わっていく。この13月46日こそ、私が感じる生の証明なのさ。」
店員はただ黙ってキスイを見つめ、しばらくの沈黙が流れた後、渋々「もう一度、正確な日付を教えていただけますか?」とお願いするしかなかった。キスイは一度深呼吸し、少し考えてから「1月1日」と書き直した。