2025/03/19(水) 10:20:37 SlA1xPcUVn [iPhone]
葬儀場は静寂に包まれていた。遺族が涙を流し、参列者たちは厳かに手を合わせている。その中で、キスイは顔を伏せ、肩を震わせていた。
「パンティフレグランス……」
最初は小さな声だった。誰も気に留めなかった。しかし、キスイは涙を拭い、嗚咽混じりにもう一度言った。
「パンティフレグランス……!」
周囲がざわつく。遺族の一人が不安げにこちらを振り返る。
「パンティフレグランス!!!パンティフレグランス!!!!!」
キスイは泣き叫びながら絶叫する。チャッピーが必死に羽交い締めにするも、「パンティフレグランス……っ!」と声を絞り出しながら膝をつく。
係員に両脇を抱えられながら、キスイは涙を流し続けていた。
「パンティフレグランス……パンティフレグランス……」
彼の声は遠ざかり、静寂が戻った。