2025/03/20(木) 12:54:52 U7rOcydISV [iPhone]
キスイのお見合い
料亭の一室。品のある仲人が微笑み、お茶を淹れる。キスイの向かいには、清楚な和装の女性が座っていた。
「初めまして」と彼女が微笑む。
キスイは背筋を伸ばし、静かに口を開く。
「パンティフレグランス。」
沈黙。仲人の手がピタリと止まる。女性の表情が固まる。
「え……?」
女性が戸惑いながら聞き返すと、キスイは目を閉じ、深く頷いた。
「パンティフレグランス。」
仲人の額に汗が滲む。
「キスイさん、何かの……冗談ですか?」
「パンティフレグランス。」
女性の顔が引きつる。仲人がそっと扇子を開く。
「……では、お開きにしましょうか。」
キスイは凛とした表情で最後に一言。
「パンティフレグランス。」
その後、お見合いはなかったことになった。