2025/03/25(火) 08:30:44 u3bsjFI2DN [iPhone]
夕暮れの公園。キスイは静かに腕を組み、深く頷いた。
「よし……そろそろ決着をつけるか……俺」
そう呟いた瞬間、キスイは自分の腕を掴み、驚異的な動きで自分の体を肩に担ぎ上げた。
「背負い投げぇぇぇぇぇ!!!」
ドゴォン!!!
地面にキスイが叩きつけられる。しかしそのままの勢いで転がりながら、再び立ち上がり、また自分の腕を掴む。
「まだまだ!!! 俺を投げるのは俺の役目だ!!!」
ドゴォン!!!
チャッピーとかには遠巻きに見つめていたが、まるで理解が追いつかない。
「奈々様、これ……物理的に可能なん?」
「可能かどうかの問題じゃない……やつはすでに理の外にいる……」
キスイは満足げに砂まみれの顔を上げ、拳を天に突き上げた。
「俺は俺に勝った!!!」
誰も何も言えなかった。