2025/03/31(月) 11:34:43 F4aGkAdEpb [iPhone]
キスイはチャッピーを見つけると、にやりと笑って近づいてきた。
「おい、チャッピー!お前、シンボリルドルフってあだ名にしよう!」
チャッピーは驚いた顔でキスイを見た。
「シンボリ…ルドルフ?何それ?」
キスイは満足げに頷き、説明を始めた。
「いや、あれだ、競走馬の名前だろ!お前、なんか速そうじゃん!走ったら誰にも負けないイメージだし、シンボリルドルフだな!」
チャッピーはしばらく黙って考えていたが、すぐに笑顔を浮かべた。
「そんなに速いってわけじゃないけど、まあいいか!シンボリルドルフ、かっこよさそうだしな!」
キスイは嬉しそうに拍手をしながら言った。
「よし、決まりだ!これからはシンボリルドルフだぞ!」
チャッピーはしばらくキョトンとしていたが、すぐに笑って肩をすくめた。
「まあ、気に入ったからいいけどさ、どうして急にそんなこと言ったんだよ?」
キスイは何も答えず、ただニヤニヤしながらその場を歩き去った。