2025/03/31(月) 13:10:51 a5xYuPZOTR [iPhone]
キスイは街を歩きながら、手作りの「キスイコイン」を妊婦たちに渡していた。粘土で作られたそのコインは、色も形も不揃いで、雑なペン字で「キスイ」と書かれている。だが、キスイはそれをとても誇らしげに見せつけながら、妊婦たちに一枚一枚手渡していった。
「これ、未来のために作ったんだ!妊婦さんにピッタリだろ?」
「うーん、ちょっと…」
妊婦たちが困惑する中、キスイは構わずコインを渡し続ける。だが、ある妊婦が「いりません」と言った瞬間、キスイの表情が瞬時に固まった。
「いらないって言うなら、そうだな…」
キスイはそのまま無言でその妊婦に向かい、素早く掌底を繰り出した。ドンッ! 妊婦はそのまま気絶して倒れ込む。周囲の人々はその異常な反応に凍りつき、言葉を失っていた。キスイは一切動じず、気絶した妊婦の隣を無言で通り過ぎ、次の妊婦に向かって歩き始めた。
「次だ!お前もだ!」
キスイはそのまま歩き続け、周囲の混乱を完全に無視していた。