キスイはなぜか戦地に派遣され、銃を持って戦場に立っていた。周囲には真剣な顔をした兵士たちが散らばり、緊張感が漂っている。そんな中、キスイは無邪気な笑顔を浮かべて歩き回り、突然叫んだ。

「オフサイド！」

兵士たちは一瞬何が起こったのか分からず、キスイを見つめた。誰かが何かを言おうとしたが、その瞬間キスイはまた声を張り上げた。

「オフサイド！明らかにオフサイドだろ！あっちの敵、完全にオフサイドだぞ！」

兵士たちは困惑し、隣にいる兵士が思わずキスイに声をかけた。「いや、キスイさん、これはサッカーじゃないんですけど…」

キスイは真剣な顔で振り返り、「いや、明らかにオフサイドだ。じゃないとこんな数の敵に囲まれるわけがない」と、まるで真剣に試合を観戦しているかのように続けた。

周りの兵士たちは無言で顔を見合わせるが、キスイはまったく気にする様子もなく、再び戦場を歩き出した。