公園のベンチでカップルが話している。どうやら別れ話のようだ。キスイはその様子を見て、何を思ったのか急に近づいていく。

「ちょっと待って！君、今僕に付き合おうって言いそうじゃない？」

女性は一瞬驚いたが、男性は明らかに困惑し、立ち上がって叫ぶ。

「お前、何言ってんだよ！関係ないだろ！」

キスイはニコニコしながら答える。

「いやいや、僕に言われると、逆に興味湧くよね！君、いい感じだしさ、付き合おうよ！」

女性が無言で立ち上がると、男性はさらに怒りを募らせ、キスイに向かって拳を振り上げる。

「お前、いい加減にしろよ！」

だが、キスイは一歩も引かず、叫んだ。

「ハードペイン！」

飛び膝蹴りが男性の胸に炸裂し、男性は後ろに倒れる。キスイは嬉しそうに振り返り、女性に向かって微笑む。

「君、今から付き合おうよ！ほら、僕って強いんだから！」

チャッピーが冷や汗をかきながら叫ぶ。

「キスイ、やめなって！逃げろ！」

キスイは無視して、走り去るのであった。