2025/04/02(水) 10:55:42 lk3i2xLfsF [iPhone]
キスイはヒトカラにきていた。
隣のカラオケ部屋に足を踏み入れると、部屋の中で楽しそうに歌っている男女に驚きの表情を向けられた。キスイは無視して、にっこり笑いながら電話の受話器を取った。
「すみません、注文お願いしてもいいですか?」
男女は目を見開いてキスイを見つめるが、彼はお構いなしで続ける。
「唐揚げ、ポテト、ピザをください!」
電話越しの店員は注文を受け、キスイはそのまま「ありがとうございます!」と言って受話器を戻した。しばらくして、食べ物が運ばれた。キスイは嬉しそうにそれを受け取った。
「え…ちょ、待って!」と男女が慌てて呼び止めようとするも、キスイは無視して食べ物を持ったまま自分の部屋へ戻る。その後、部屋の中で「いぇーい!」と叫びながらカラオケのマイクを手に取り、歌い始めた。
外からはただ、楽しく歌っているキスイの声だけが響き渡る。