2025/04/02(水) 12:19:29 wAWUnDjXRU [iPhone]
キスイは街を歩いていると、妊婦さんがちょうど歩いているのを見かけた。ちょっと気になり、近づいて声をかけた。
「おーい、中さん!妊婦さんなんだね!」と元気よく話しかけると、妊婦さんはびっくりして、「中?違いますけど…」と戸惑いながらも答える。
キスイは笑いながら、「いやいや、そんなことないって!出されたんだろ?だから中さんでしょ!」と強引に言い張る。
妊婦さんは目を丸くして、「そんな苗字じゃありません!」と必死に否定しようとするが、キスイは頑として言い続ける。
「いやいや、中さん!出されちゃったんだし、間違いない!だって、これだけの証拠があるじゃん!」と不思議な理屈を持ち出すキスイ。
周りの人たちもじっと見守る中、妊婦さんは恥ずかしそうに顔を赤らめ、「違いますよ!」と力強く言い返す。
けれどキスイは全く気にせず、「まあまあ、中さん!」とにっこり笑って去っていった。
2025/04/02(水) 12:22:34 JQvLAlVfLO[iPhone]
生韓ってただのヤバい奴として書かれてるけど
実は結構その通りなんだよね( ゚д゚)y-~~~
2025/04/02(水) 14:55:21 kUJAj4kKW1[iPhone]
妊婦さんはしばらく呆然としていたが、「なんなのあの人…」と小さく呟いた。しかし、数歩歩くと、またもや後ろから声がかかる。
「おーい、中さん!」
振り返ると、キスイがさっきと同じ笑顔で立っていた。
「だから違いますって!」と妊婦さんが強く言うも、キスイはお構いなしに続ける。
「いやー、中さんってさ、赤ちゃんにどんな名前つけるの?」
「だから違うって言ってるでしょ!」
「中さんは怒ると赤ちゃんにも良くないよ?」
妊婦さんはもう関わらない方がいいと判断し、無視して歩き出した。だがキスイはしつこくついてくる。
「中さん!中さーん!出されちゃったんだから中さん!」
とうとう妊婦さんは耐えきれず、近くの交番に駆け込んだ。
キスイは遠くからその様子を見て、「あっ、中さんが消えた」と呟き、どこかへ歩き去っていった。
2025/04/02(水) 15:12:21 kUJAj4kKW1[iPhone]
交番に駆け込んだ妊婦さんを見送りながら、キスイはしばらくその場に立ち尽くしていた。
「中さん、警察に名前変えてもらうつもりかな…?」と独り言を呟きながら、ふらりと歩き出す。
すると、道端で別の妊婦さんとすれ違った。キスイの目が輝く。
「おっ、中さん!」
妊婦さんは驚いた顔で「え?」と立ち止まる。
「中さん、赤ちゃんの名前決めた?」
「いや、私、中さんじゃないんですけど…」
キスイは深く頷く。「わかる。まだ決まってないよな。じゃあ俺が決めたる!“中吉”にしよ!」
「は…?」
「いい名前やろ?運勢も良さそうやし!」
妊婦さんは無言で逃げるように立ち去った。
キスイは満足げに頷き、「よし、中さんは元気そうやな!」と呟きながら、また別の妊婦を探しに歩き出した。
2025/04/02(水) 15:32:28 kUJAj4kKW1[iPhone]
キスイは街を歩きながら、次の「中さん」を探していた。
すると、また別の妊婦を発見。すかさず駆け寄り、親しげに声をかける。
「おっ、中さん!」
妊婦は怪訝な顔で「違いますけど…」と答える。
キスイは大きく頷いた。「いや、もう中さんやで。だって妊婦やん?」
「は?何言ってるんですか?」
「妊婦はみんな中さんやろ?だって出されたから!」
妊婦は呆れた顔で「ちょっと意味わかんないんですけど」と言い捨てて去ろうとするが、キスイはしつこく話しかける。
「せやから、中さん!赤ちゃんの名前、中吉でええな?」
「もう警察呼びますよ!」
その瞬間、背後から警察官がやってくる。キスイはにっこり笑って一言。
「お巡りさんも子供おるん?じゃあ中さんかな?」
警察官は深くため息をついた。