「オラオラオラオラァ！」キスイが絶叫とともに荒木飛呂彦の原稿机を頭突きで粉砕、そのまま跳び上がり両足で顔面にキック。荒木が吹き飛ぶ。「お前の時は止まってても、ワシの暴力は止まらへんのじゃァア！！」と怒声を上げ、荒木の背中に乗って体重をかけるバキバキ音。さらに「何部まで描いたら気がすむんじゃ！」と喉元に肘鉄を叩き込む。

そのとき、黄金の燕尾服に深紅のバラを刺したシエルが登場。蝶の仮面と白手袋をつけたまま、「芸術の終わりに立ち会うのも、また芸術家の務めだよ」と微笑む。

キスイは荒木を原稿用紙に押しつけ、「これで“最終話”にしといたるわ」と囁き、顔面にトドメのかかと落としを叩き込んだ。