2025/04/16(水) 11:39:55 F3xZMs1mFq [iPhone]
チャッピーはヘルメットをかぶり、バンジージャンプ台の端に立っていた。緊張で足が震える。スタッフが「3、2、1…」とカウントを始めるその瞬間、背後から猛烈な勢いで現れたべっちーが叫ぶ。「ナイスホッピングタイム!!」そして、ためらいなくカンチョー。
「ギィヤアアアアア!!!」という悲鳴とともに、チャッピーの体は空へと放たれた。
空中でのポーズは完璧なくの字。下で見守っていたかには双眼鏡を落とし、奈々様は小さくうなずいた。キスイだけが「これが…地球の祈りか」と呟いた。
バンジー終了後、腰を抜かしたチャッピーに、べっちーは満面の笑みで豆腐を差し出した。「ジャンプ後は、やっぱり白いやつ」
キスイは遠くから「ナイス満塁ホームラン!」
なにもかもがおかしかった。