2025/11/10(月) 11:42:49 p3jQbvhaj6 [iPhone]
朝の商店街。パン屋の前を、キスイが全力で駆け抜けていく。叫んでいる。
「241119!15.2!」
通勤中のサラリーマンが振り向く間もなく、次の叫び。
「0027930283!6.8!!」
八百屋のじいさんが「なんの数字や」と呟く。キスイは信号無視で突っ走り、ポストに肩をぶつけ、「よし!」と意味不明にガッツポーズ。
警官が「おい君!」と追いかけるが、キスイは振り返らず、ただ数字を叫び続ける。
「これは、風が覚えてるんだよ!」
そう言い残して、裏路地に消える。
数分後、通りに落ちていた紙切れには「メモ:明日の買い物」とだけ書かれていた。