2026/11/04(水) 01:42:42 hYkbhKdUNy [Windows]
リーグ最多の32勝を挙げ、チームもV2を成し遂げた。そしてシーズン最後の試合では完全無欠、完全なるパーフェクトゲームまで達成しようとしていたんだ!16-0、モンキー&クラブの大量リードで迎えた最終回、9回裏2アウト、ブルーはここまで80球で26三振を奪い最後の打者をまたたく間に2ストライクと追い込んだ!超満員の球場では、「あと1球」のコールが巻き起こり、異様な雰囲気に包まれる。そこにいるすべての猿が、ブルーの一挙手一投足に熱い視線を注いだ!誰もが完全なるパーフェクトゲームの達成を疑わなかった!そう...確かに不穏な兆候はあった。今になって思う、ただ一人、その場になじまなかった猿、異質な球審の存在、そして世界のズレ...81球目、ブルーの名誉のために言う、それは決して彼の失投ではない。世界そのものが動いたのだ!いや、間違ってもブルーを贔屓してるわけではない。確かにそれは起こった!この世界そのものがほんの少しだけ動いてしまったんだ!本当だ!わずかにストライクゾーンを外れたようにも見えるそのボールはストライクともボールともとれるジャッジボール、そしてそれを判断する球審がその球場で、その世界でただ一人、世界のズレに乗らなかったサルだったんだ!一斉に立ち上がる観客たち!激しく毛をかきむしり、力任せに足を踏み鳴らす!巻き起こるブーイング、大ブーイング。ビデオ判定の要求を断固拒否する球審、ブルーも不満をあらわに球審に詰め寄る「いまのはストライクだ!」。球審は静かに首を振る。「おい正気か!?この1球で完全なるパーフェクトゲームなんだぞ!」、球審は毅然と「存じ上げております」 「いや分かってない!!ここでこのボールを何故ストライクに取らない!?既にゲームの勝敗は決まっている、おまけにこの試合はただの消化試合だ!バッターに戦意もない、なのに!ストライク、ボールどちらでとっても問題ないこのボールを何故ストライクにしない!?それに、何の意味がある!?何よりこの観客の期待が、この希望の歓声が聞こえないのか!!分かるだろ!彼らが求めているのは、こんな結末じゃない!!」