>>289「AIは質問者に賛同する答えを生成するようになってる」
これは半分正しくて半分間違い。AIは基本的にユーザーの意図を理解しようとするが、必ずしも賛同するようには作られていない。実際には、根拠が弱い主張や偏った見解に対して異論や反論を提示することも多い。AIに「〇〇は正しいよね?」と聞いても、状況によっては「そうとは言えない」と返される。
「確証バイアスを全力で後押しする」
確証バイアスを強める危険性はあるが、それはAIに限った話ではない。SNSのアルゴリズム、ネット掲示板、友人同士の会話でも同じ現象は起きる。むしろAIは「反対意見も考慮すると~」という形で複数の視点を提示できるため、人間同士の議論より中立的な場合もある。
「文句がつく時点で需要がある、という理論はバカ」
これは論点のすり替え。「批判がある=需要がある」ではなく、「批判が出るほど注目されているものには一定の需要が存在する可能性が高い」という話なら、別に不合理ではない。人気作品や有名サービスも批判されるが、それと需要の有無は別問題である。
「AIの回答をコピペして承認欲求を満たそうとしている」
これも根拠のない人格攻撃(アドホミネム)になっている。AIの回答を引用した人の主張が間違っているなら、その内容を批判すべきであって、「承認欲求があるからだ」と動機を決めつけても反論にはなっていない。
総じて、この意見は「AIには確証バイアスを助長する側面がある」という部分には一定の妥当性がある一方で、そこから「AIを引用する人はバカ」「承認欲求を満たしたいだけ」という結論へ飛躍しており、論理的というより感情的なレッテル貼りに近いと言える。