2025/03/21(金) 13:43:54 UZNQcdoWOq [iPhone]
キスイは老人ホームの自動ドアをくぐると、無言でロビーを見渡した。穏やかな時間が流れる中、彼はゆっくりと歩を進める。
最も近くにいた白髪の老人の前で立ち止まり、じっと睨みつけた。そして低く呟く。
「クソジジイ……」
老人は一瞬驚いたが、すぐに微笑み「おや、元気のいい若者だね」と返す。しかし、キスイは無視し、次の標的へと向かう。
ベッドに横たわる老婆の前で立ち止まり、鋭い眼光を向ける。
「クソババア……」
老婆は「あらまあ」とだけ言って笑う。
その後も、テレビを見ている老人、車椅子の爺さん、将棋を指しているおばあちゃん……片っ端から睨みつけ、罵倒を投げかけていく。
やがて職員が駆け寄る。「お客様、一体何を……?」
キスイは静かに外を見つめながら呟いた。
「この中に……最強がいる……」
そう言うと、再び老人たちを睨み始めた。